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愛知県陶磁美術館の企画展『瓦万華鏡』は土・焼き物の素晴らしさを再認識できます。

公開日: : 最終更新日:2017/05/15 瓦イベント , , , ,

こんにちはー。
屋根セイバーズの神谷英嗣です。

GW中に娘と一緒にシマシマコンビで、愛知県瀬戸市にある愛知県陶磁美術館に行ってきましたぁー。
あと何年一緒にこうやって出掛けてくれるかなぁー、なんてことを考えながら楽しんできました。ペアルックで出掛けるとテンションも上がって最幸です。

IMG_6109

企画展『瓦万華鏡(かわらまんげきょう)』

今回の目的は、6月25日(日)まで開催中の企画展『瓦万華鏡」を見に行くこと。
以前書いたブログ記事もご覧くださいませ→愛知県陶磁美術館の企画展『瓦万華鏡』は瓦の魅力満載です!

IMG_6110

まず、驚いたのが美術館の規模の大きさです。
僕の身近にある美術館のサイズからしたら倍どころではないくらいの大きさに驚いてしまいました。

こんなに広いと思っていなかったので、次の予定が押してしまったのはナイショの方向で(笑)。
そして、広大なスペースにたくさんの古瓦がたくさん展示されていました。残念ながら写真撮影禁止だったので、写真は1枚もありませーん!今のSNS時代を考えると、写真撮影スポットなどを作って発信してもらえるような工夫があるといいんだろうなーって感じました。

瀬戸物で有名な瀬戸市では、陶磁器と同じように瓦も作られていたそうです。
銀色のいぶし瓦だけでなく、釉薬を使って色付けした釉薬瓦が盛んだったそうです。さすが陶磁器の産地って感じですね。美術館入口にあった緑釉(りょくゆう)の織部(おりべ)という色がとっても味があってイイ感じです。

IMG_6111

色のムラによる、味が出る屋根になるんだろうなぁーって想像しちゃいます。
「色ムラ」と取られるか、それとも「味がある」と感じてもらえるかは個人の価値観の違いになるかと思いますが、「味がある」って興味を持ってもらえる人が増えると嬉しいなぁー。

昭和10年前後の平板瓦

今回の企画展で一番驚いたのが、この平板瓦です。
僕のイメージでは、日本の瓦はずっと和瓦が作られていて、平板瓦が作られ始めたのは、僕が生まれた昭和52年以降だと思ってました。
子供の頃の記憶では平板瓦なんて見たことなかったと思うんです。。。
山平が平板瓦を作り始めたのは、僕が高校生の頃だったと記憶しているので、25年ほどです。

今のような平板瓦ではなく、フレンチ瓦と呼ばれる縦長の瓦が作られていたことは知っていたのですが、展示されていた昭和10年前後の平板瓦のクオリティーにビックリしました。
大きさは少し小さいですが、今の平板瓦と同じような形状で、さらに一体袖瓦というスマートな仕上がりをしててビックリですよー。80年以上前にこんなスタイリッシュな平板瓦が作られてたなんて恐れ入りましたぁ!

IMG_6112

現地で写真取れなかったので購入しガイドブックから写真撮影しちゃいましたが、どうしても皆さんに見せたかったんで。

 

あとがき

お金を払ってでも、自分の目で本物を見る習慣をつけるんだぞ。
本物を知るからこそ、ニセモノが分かるんだからな。

新入社員時代に先輩社員のJPさんから言われてから、僕の心にずっとある言葉です。
ニセモノしか見たことない人は本物とニセモノの区別が分からない。だから本物をちゃんと自分の目で見たり、本物を体験することを大切にしようと思ってます。

今は便利な時代でネットでいろんな写真を見ることができますが、美術館などへ足を運んで本物を見ることに価値があると感じてます。瓦業界の方にはこの機会に実際に足を運んで見てもらいたいなって思います。
直接仕事に結びつく訳ではないかも知れませんが、こんなにたくさんの古瓦を一堂に見ることはできないんで、チャンスだと思いますよー。もちろん一般の方にも機会があったら見に行ってもらえたらなって思います。
瓦以外にも常設展で陶磁器の器などの歴史あるモノや、近代的な作品の展示もあるので同時に楽しんでもらえたらなって思います。

土の力って凄いなぁー。
時を経て形をずっと残している耐久性に脱帽です。
釉薬による色付けも時代を経ても色がなくなることはなく、今も鮮やかな色合いで人々を魅了しています。焼き物ってスゲェーーー!
土・焼き物の素晴らしさを再認識したGWでした。

それでは、またっ!

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神谷 英嗣

神谷 英嗣

代表取締役社長株式会社 山平
㈱山平の神谷英嗣です。瓦屋に生まれ、瓦に囲まれて成長し、住宅営業マンを経験してから、瓦業界に戻って早10年が経過しました。小学一年生からやっている野球をはじめとして、フットサル・スノーボードなどなどスポーツで身体を動かすのが趣味です。チームスポーツが大好きで、仲間と一緒に目標に向かって進んでいくのが大好きです。地震が来るたびに瓦屋根が悪者にされがちですが、本当はそんなことないんですよ。皆様の守る大切な瓦屋根のことを正しくお伝えし、家族の幸せな住まいを守っていきたいと思います。屋根に関する悩みはお気軽にご相談下さい。

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